History

ドタバタ・イライラ・ぎゃはっとした前回のインド旅行。
ちょっと書きましたが、母親との関係性を嫌ってほど考える旅でした(笑)
友人に「40代になったら母親と2人で旅行しちゃダメって言うよ」って言われ、
みんな同じなんだーっと、ちょっと可笑しく思えてしまいました。
考えてみれば血を分け、エッセンスは日常的にふりまかれているから、
似てて当たり前なんですけどね。
この血を大事にするのが、カースト制度が今も残るインドですが、
旅行中にお世話になった山寺のグルジが興味深い話をしてくれました。
食事の後に少し時間があるから、何か聞きたいことがあればどうぞ。
とラメから言われた私は、マントラやバガヴァッド・ギーターに付いて、わんさか質問。
でもね、一番聞きたかった事は「エゴ」について。
私は「エゴちっく」だと言われるコトもあるし、自分自身で感じる時もあります。
特に人に何かを教える立場として普段から気を付けているのが、
「自分がしていることは、エゴじゃないか?」とかね[E:bearing]
エゴからイラっとしてしまったり、偉そうな態度や上から目線の失礼な態度を取っていないか?とかね。
そこで、グルジに質問。
「イラッとする時はないのか?」
「どうしたら、グルジのように穏やかな人でいられるのか?」
まず、イラッとするコト、怒りの感情とかないんですって!!
もう怒りんぼうの私は本当か?!「どうして?どうして?」と喰いつく。
答は「元々の性格。そして、サンサーラ」ですって。
サンサーラ?グルジは血というか、その人が何度も輪廻転生を繰り返した
魂(みたいなもの)だと仰っていた。
因みにウィキでは下記のように書いてあります。
「世界には多くの生きものが住んでいて、彼らはサンサーラにおいて、
(過去に)為した様々な行為により、様々な家族・カーストに生まれる。
その行為に合わせて、神の世界に行くこともあれば、
地獄に行くこともあり、阿修羅になることもある。
クシャトリヤに生まれることもあれば、カンダーラやブッカサに生まれることもあり、
蛆虫やガに生まれることもあればクントゥ(と呼ばれる虫)やアリに生まれることもある」
魂ね・・・・。
2014年10月9日~16日南インド瞑想の旅情報はこちらから!