自然のチカラ

熊本を中心とする地震により、実際に被害を受けた人や、実家の状況をおもい心を痛めている人も多いかと思います。うちでも九州地方に知り合いが多いので、ニュースを観ては、大丈夫かな?と心配しています。活断層の話しなどを聞くと、不安にもなりますが、とにかく今の状況が一刻も早く落ち着くことを願うばかりです。

さて、地震以外にも自然の怖さを目の当たりにする機会に出会う私。

というのも、山に住んでいる両親を見舞うたびに、濃霧や豪雨、突風の恐怖を味わっています。地形的にも急な天候の変化が起きるのでしょうが、ほぼ毎回(笑)「やばい・・・逝ってしまうかも・・・」を切り抜け、興奮気味に帰宅するパターン。

特に濃霧は苦手だったのが、得意になるほど遭遇しています。今回は既に霧が出ていたけれど、時間の都合上どうしても山道ルートを利用するしかなく、自ら霧の中へ。とは言え、ご覧のように高野聖(泉鏡花)の世界ですよ(笑)ヌメーとした蛭もジャンジャカ出そうな湿っぽさ。

kiriま、この霧も途中で切れたりするのですが、1時間近い道中暇な私は、1つ発見。

”いのしし注意”や”鹿とつく地名が出てくると、霧がワーッと広がるのです。つまり動物がよく出没する場所は、霧が多い。霧が発生しやすい場所は、盆地と聞くから、関係あるのかな?なんて考えていたら、鹿がスクッと草むらからこちらを覗いていて、びっくり!もう、幻想的過ぎて今でも画像が浮かびます(笑)