Indian trip part5

バンガロールからデリーに移動。
ビールでも有名のKingfisher air line.
ダブルブッキングが相次ぎ、我々のグループはビジネスクラスで
快適な空の旅を堪能~[E:airplane]

まず、デリーの日差しにやられたワタクシども。
湿気はないけど、日差しが強くこりゃ焼ける・・・と
覚悟したのは、到着直後。

現地コーディネーターのRameshさんと一緒に
車でリシュケシュまで移動。
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チャパティやチャイは道端のお店でいつでも買えますが、
お店のある地域まで行くのが、結構時間がかかる。

この移動中にほぼ全員、お腹がクラッシュし、ちょい凹み気味。
お腹は痛くないけれど、経験したことのない結果に・・・[E:crying]
もしこの状態が日本だったら、即病院だな[E:shock]

ま、なんだかんだ言ってリシケシに到着し、
明日からの巡礼に向け、早めに就寝。
今回登るケダルナート(Kedarnath)は、約3600メートル。
超ビギナーの私は何を持って行けばいいのか分からず、
とりあえず買い揃えた最新グッズを携え、出発に備えました。

Kedarnathまでの道のりも凄かった。。。
とにかく崖っぷち。
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このギリギリ感
上れば上るほど、砂利道に。。。

インド人のアグレッシブな運転に加え、崖っぷちという事で
何度か死んでしまうのではないか?とも思えたけれど、
慣れてくると、いつの間にか「抜かせ!!!」とアグレッシブな人に。
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途中、バスがお店に突っ込み抜けなくなり、
大渋滞に。
村中の人が総出で交通整理。
インドではバックする=負けという図式があり、
みんな前に出るとこういう結果に。。。

特に、シーア派(ターバン巻いている人たち)は、
オシャレな今時のお兄ちゃんたちが多く、
バイクでビュンビュン抜かして行く人多し。

このシーア派の方々、地点地点にお休み場所を設け、
シーア派を中心に無料で食事や、お茶を提供しているのです。
ターバン巻いている時点で、怖い?と思っていたけど、
人がいい=シーア派なんですって。

Kedarnathは途中まで車で行けますが、後は自力で登山。
馬や籠など登り方はバリエーションありですが、
私たちは当然!歩きで。

お天気はよかったので、最初は半そでで十分。
しかし、足場はかなり悪く、雨の後だったのか?
泥濘とお馬ちゃんのフンでグチャグチャ。

最初は、新しい靴なのに~[E:sweat02]となるべく綺麗な所を
探して歩いていましたが、そんな事どーでもよくなり、
匂いにも慣れ、ガシガシと登る私たち。
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巡礼のためにこれだけの人たちが、
裸足やビニールを体に巻き登る姿に、
インド人にとって神の存在の大きさを感じました

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Kedarnathは、Rameshさんの田舎でもあり、
是非ともその素晴らしさを観てほしい、という彼の願いから
実現した巡礼でした。

ほとんど外国人がおらず、日本人である私たちが
なぜいる?という目でも見られましたが、
「Om Namah Shivaya!」(シヴァ神をたたえよう!)
と言ってごらんとRameshさんに言われ、
おそるおそる、怖い顔したおじさんに言うと、
笑顔で同じように返してくれたのには、感激。
それからすれ違う人に大声で、ごあいさつするワタクシ。

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途中休憩所で、ジャポネジャポネと人気な私達

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遠くに見える、ヒマヤラ
高山の薄い酸素で辛くなると、山を観て一息
でもね、ヨーガのおかげか?あまり苦しくならなかったワタクシ。
これは自分の中での、自慢なのれす。

私たちは、16:00から登り始めたのですが、
恐らく4時間ほどで登っているのでは?と
思えるほど現地の方たちは軽い足取りでした。
あっという間に暗くなり、登っている人たちは
我々だけ?状態に。
ヘッドライトを装備し、気合いを入れ直す我々でした。
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お馬ちゃんもお仕事終了

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途中またまたお休みを取り、チャイを楽しむ一行。
後でほほ笑むのが、Rameshさん

途中、ヘロヘロで死んでしまうのでは?と思われる
老人一行に遭遇。もちろん、ビニール姿なので、
ライトなんてございません!
「おじいちゃんもう少しだから頑張って」
「いやー、もうワシはダメじゃ」
「そんなこと言わないで~」という会話をRameshaさんが
通訳してくれて、大変なのね~と思っておりました。

ところが、そのおばあさんから
「お願いだから一緒に行って頂戴!!!」と懇願され、
夜空を観ながら月を眺めながらゆっくり登ることに。
私とRammeshさんは色々あって、先を急いでいたのですが、
これも巡礼なんだね・・・・とちょっと考える事多し。

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おばあちゃんは何を言っているのか、全然分からなかったけれど、
一生懸命お礼らしき事を言って、私をナデナデしてくれました。
私も通じないとは思いながら、「おばあちゃーん」と亡くなった
おばあちゃんを想いながら、ベラベラ喋っておりました

やっとのことで、ホテルに到着したときは、
23時過ぎ。めちゃくちゃ寒く、凍死するかも・・・と
本気で思った私たち。
着の身着のまま、湿気で重くなった布団に潜り込み、爆睡。

Indian trip はつづく