Indian trip part7

ケダルナートからヨギーニの聖地である、
リシケシまでの途中にDEVPRAYAGという場所があります。

Alaknanda川とBhagirathi 川が合流し、
Holy River Gangaになるのです。
魔王であるRavanaを殺した後、Rama神が長いこと
瞑想した場所とも言われています。

場所の由来も凄いけれど、
この2つの川の交ざりようが、見事というほかない!
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崖の上からパチリの図
先端に人影が見える場所で沐浴してます

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なぜこんなにキッチリ分かれているのか?
不思議~

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これが交ざってガンジス川に

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ここから川に入り、沐浴スタート
人が少なく、水も綺麗なので初沐浴はサイコーの
経験に!

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最初はキャー、どうしよう??と
思ったけれど、「やる!」と言ったからには、
覚悟を決めての図。

最初は沐浴~?え~?しませんよ~って言っていたのに、
いざ足をつけてみると、冷たくて気持ちよくて、
こりゃいけるかも?と突然気持ちが変わる我々。

せっかくインドに来たんだからね!?と服もガシガシ脱ぐ。
ジャブジャブ3回頭をつけ、私のカルマも浄化されたかも。
お腹は大切ですから、口はしっかり閉じておりましたよ。

その後、リシケシ入りし、ホテルで一休み。
ここもアーユルヴェーダがあり、早速施術にゴー。
で、ここは全裸~[E:coldsweats01]

アーユルヴェーダですかい?と思う内容で、
とにかく何かが入った(粗塩??)オイルで、火が出るぅ~?と
思えるほど、こすられる!
でもね、意外と気持ちよく体がポッポと熱くなり、
爆睡~状態。(いつでもね[E:catface])

スッキリしたところで、リシケシのお寺でプージャに参加。
ガンジス川を前に座り、護摩を焚き、歌を歌い、
最後にロウソクを皆で廻し、お祈りします。
物凄い人で色々な人もお見かけし、人間ウォッチングを
楽しむワタクシ。

ニューエイジ系の白い服を着た西洋人の女性が、
マントラに合わせて?クネクネと踊る姿に、
どうしても目が行ってしまった・・・集中力に欠けるワタクシ。
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美しいシヴァ神の像
これが、日が沈むと幻想的な雰囲気に。。。

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何を観てるのかな?踊かな~(笑)

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マントラで盛り上がり、この後踊りだす
護摩を焚く人たちは、厄払い?をする時と同じように
特別にお願いしているみたいでした。
途中で退散してもOKですが、もち最後までいたワタクシたち。
この後、リシケシを少々楽しみました。

この夜、Rameshさんの親戚がリシケシから車で30分ほどの
所に住んでるから、行きませんか?とお誘いを受け、
好奇心に満ちているワタクシは、図々しくお宅訪問。
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21時過ぎだと言うのに、みなさんとーっても温かく
迎え入れて下さったのには、感激。
後から後から親戚ですーという人が来て、一体何人?と
これまたインド人パワーに押され気味。

ジャポネの私たちは彼らから質問攻め。
結婚しているのか?子供はいるのか?
いないと答えると、なぜ??
子供が出来る神様を紹介しようか?と
親戚以上に親戚でした(笑)

散々飲んで、食べて、夜中に帰宅。
(ベジを通していたのに、知らない間に
チキンカレーを美味しく頂いていた~)
だいぶ飲んだけど、そろそろ帰国の準備をしなくては・・・と
あまり寝なかったワタクシ。

そのツケか、今寝ても寝ても寝たりない・・・・(笑)

Indian trip はそろそろ最終かも??


Indian trip part6

重ーい布団を抜け出すと、
とても言葉では言い尽くせない、美しい景色が!
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昔本の表紙で見たけれど、実際に本物を目の前にすると、
軽いショック状態なのか?凄い、キレイくらいしか浮かんでこなかった。。。。

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ここは平地になっていて、サドゥー(行者)が一人奥へと
歩いていった。。。

物凄くいい天気に恵まれ、物凄い景色を眺める事が出来て、
神に感謝、これは本当に誰でも自然に思う事だと思う。

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           ケダルナート寺院
皆この寺院を目指してくるのです。
今回はそうでもなかったけれど、いつもは物凄い人で
ごーちゃごーちゃらしい。
それでも中に入ったら、押されて押されて、
ビンディもグチャグチャにつけられ、物凄い事に。

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ほらね、怪我した人みたいでしょ?
ちょっと警戒するワタクシ

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こちら12年間!右手をあげて苦行なさっている
サドゥー。ごらんの通り、爪は恐ろしく長く、
腕は恐ろしく細い~。

サドゥーは、苦行を重ね修行を積み、グルを目指す方たち。
その中でも色々な方がいらっしゃる。
苦行の内容も様々(ずっと立っているナド)ですが、
人間性も様々。

やたらと「おカネくれー、ご飯くれー」とおねだり派から、
自分で作った?「ブランケットを買ってくれ」と営業派まで様々。
日本人だとやはり請求が厳しくなるらしく、
やたらと「サドゥーと写真を撮らないように」と
Rameshさんからのアドバイス。

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帰り道は、お馬ちゃんを荷物用に一頭お願いし、
手ぶらでブラブラ下山

このお兄ちゃんが、日本の歌?を歌っていた。。。
「僕は日本に行くよ!」と言ってきたから、
「もち、welcome!!」と答えたら、「この子と一緒だから」と
何となく切ない事を言っていた。

この子とはいつも一緒にいるカーリーちゃん(メス)
カーリーと言えば、私の大好きな神さまなので、
なんて奇遇なの?と横にビッタリ張り付いていたワタクシ。

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行きは自力組みが多いが、帰りは比較的
馬か籠が多いようで、馬に轢かれそうになる。。。

帰りは下り道で膝や太ももが笑い始めたけれど、
やっぱり登りよりは、全然楽チン。
しかし、非常に滑りやすいため調子よく
「Om Namah Shivaya」のごあいさつができず、
ちょっと残念(笑)

無事全員下山した時に、昨日一緒に登ったおばあちゃんに
再会し、またお互い分からないけど、好き放題喋ってご挨拶。
中々そんなに普通会えないと思うけど、ね。
昔ご縁があったのかな~?

ケダルナート寺院から約1時間ほど山を降りたところで、
一泊。ここも物凄いホテル?と呼べる??でしたが、
既にどんな所でも過ごせる精神状態に。

食事は近くの超ローカルなお店で。
ほとんどまともな食事をしてなかったので、
いつもに増して美味しい~[E:up]
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ローカル過ぎて、お皿を拭く布巾が雑巾ぽかったので、
再度抗菌ティッシュで拭く、ヤワな一団

明日は、リシケシで沐浴だー!
Indian trip はつづく


Indian trip part5

バンガロールからデリーに移動。
ビールでも有名のKingfisher air line.
ダブルブッキングが相次ぎ、我々のグループはビジネスクラスで
快適な空の旅を堪能~[E:airplane]

まず、デリーの日差しにやられたワタクシども。
湿気はないけど、日差しが強くこりゃ焼ける・・・と
覚悟したのは、到着直後。

現地コーディネーターのRameshさんと一緒に
車でリシュケシュまで移動。
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チャパティやチャイは道端のお店でいつでも買えますが、
お店のある地域まで行くのが、結構時間がかかる。

この移動中にほぼ全員、お腹がクラッシュし、ちょい凹み気味。
お腹は痛くないけれど、経験したことのない結果に・・・[E:crying]
もしこの状態が日本だったら、即病院だな[E:shock]

ま、なんだかんだ言ってリシケシに到着し、
明日からの巡礼に向け、早めに就寝。
今回登るケダルナート(Kedarnath)は、約3600メートル。
超ビギナーの私は何を持って行けばいいのか分からず、
とりあえず買い揃えた最新グッズを携え、出発に備えました。

Kedarnathまでの道のりも凄かった。。。
とにかく崖っぷち。
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このギリギリ感
上れば上るほど、砂利道に。。。

インド人のアグレッシブな運転に加え、崖っぷちという事で
何度か死んでしまうのではないか?とも思えたけれど、
慣れてくると、いつの間にか「抜かせ!!!」とアグレッシブな人に。
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途中、バスがお店に突っ込み抜けなくなり、
大渋滞に。
村中の人が総出で交通整理。
インドではバックする=負けという図式があり、
みんな前に出るとこういう結果に。。。

特に、シーア派(ターバン巻いている人たち)は、
オシャレな今時のお兄ちゃんたちが多く、
バイクでビュンビュン抜かして行く人多し。

このシーア派の方々、地点地点にお休み場所を設け、
シーア派を中心に無料で食事や、お茶を提供しているのです。
ターバン巻いている時点で、怖い?と思っていたけど、
人がいい=シーア派なんですって。

Kedarnathは途中まで車で行けますが、後は自力で登山。
馬や籠など登り方はバリエーションありですが、
私たちは当然!歩きで。

お天気はよかったので、最初は半そでで十分。
しかし、足場はかなり悪く、雨の後だったのか?
泥濘とお馬ちゃんのフンでグチャグチャ。

最初は、新しい靴なのに~[E:sweat02]となるべく綺麗な所を
探して歩いていましたが、そんな事どーでもよくなり、
匂いにも慣れ、ガシガシと登る私たち。
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巡礼のためにこれだけの人たちが、
裸足やビニールを体に巻き登る姿に、
インド人にとって神の存在の大きさを感じました

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Kedarnathは、Rameshさんの田舎でもあり、
是非ともその素晴らしさを観てほしい、という彼の願いから
実現した巡礼でした。

ほとんど外国人がおらず、日本人である私たちが
なぜいる?という目でも見られましたが、
「Om Namah Shivaya!」(シヴァ神をたたえよう!)
と言ってごらんとRameshさんに言われ、
おそるおそる、怖い顔したおじさんに言うと、
笑顔で同じように返してくれたのには、感激。
それからすれ違う人に大声で、ごあいさつするワタクシ。

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途中休憩所で、ジャポネジャポネと人気な私達

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遠くに見える、ヒマヤラ
高山の薄い酸素で辛くなると、山を観て一息
でもね、ヨーガのおかげか?あまり苦しくならなかったワタクシ。
これは自分の中での、自慢なのれす。

私たちは、16:00から登り始めたのですが、
恐らく4時間ほどで登っているのでは?と
思えるほど現地の方たちは軽い足取りでした。
あっという間に暗くなり、登っている人たちは
我々だけ?状態に。
ヘッドライトを装備し、気合いを入れ直す我々でした。
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お馬ちゃんもお仕事終了

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途中またまたお休みを取り、チャイを楽しむ一行。
後でほほ笑むのが、Rameshさん

途中、ヘロヘロで死んでしまうのでは?と思われる
老人一行に遭遇。もちろん、ビニール姿なので、
ライトなんてございません!
「おじいちゃんもう少しだから頑張って」
「いやー、もうワシはダメじゃ」
「そんなこと言わないで~」という会話をRameshaさんが
通訳してくれて、大変なのね~と思っておりました。

ところが、そのおばあさんから
「お願いだから一緒に行って頂戴!!!」と懇願され、
夜空を観ながら月を眺めながらゆっくり登ることに。
私とRammeshさんは色々あって、先を急いでいたのですが、
これも巡礼なんだね・・・・とちょっと考える事多し。

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おばあちゃんは何を言っているのか、全然分からなかったけれど、
一生懸命お礼らしき事を言って、私をナデナデしてくれました。
私も通じないとは思いながら、「おばあちゃーん」と亡くなった
おばあちゃんを想いながら、ベラベラ喋っておりました

やっとのことで、ホテルに到着したときは、
23時過ぎ。めちゃくちゃ寒く、凍死するかも・・・と
本気で思った私たち。
着の身着のまま、湿気で重くなった布団に潜り込み、爆睡。

Indian trip はつづく 


Indian trip part4

さーてさて、今日はバンガロール報告最終日です。
1週間のアシュラム生活もアッと言う間に過ぎ、
ついに外の世界に戻ることに。
最初は「何だ!この部屋は!」と思ったのも懐かしぃ~[E:think]
お水で頭洗ったら、気持ちがいい事も分かったし、
人間(いや、ワタシ・・・?)はどこでも生きていける事も
確認できました[E:scissors]

とは言え、ワタクシ一度下界におりましてね。
去年心の師と仰いでおりました、インド人の先生と
娘さんがバンガロールにいるとのことで、
ほぼ突然にお宅訪問したのです。

日本人のお世話係のマンサちゃんが住所をみて、
「連れて行ってあげる[E:heart02]っ」て簡単に言ったので、
オートリキシャに大人4人ギューギュー乗って街にゴー。
途中定員オーバーのため、警察官を見ると一旦降りて、
ちょっと歩いてまたゴーを繰り返す状態。

でも、4人はさすがに・・・とマンサちゃんにお願いして、
やっと2台でゴー。
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タクシーに比べお手軽、お安いのが人気のよう。
でも、車横ギリギリだし、ホコリも凄くてね・・・・。
いい経験しました(笑)

あっという間に、友人ヤムナさんのアパートに到着。
私はびっくり!超高級アパートで、守衛さんは何人もいて、
プールがある!街に全く溶け込んでいない。
これなら、すぐ分かるな~と納得。
突然の訪問も快く迎え入れて下さったヤムナさん、
本当にありがとう~[E:happy01]

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これは、祭壇部屋
インドのお宅には普通にあるらしい
好きな神様を祀るんですって
その横に「ヴァがカヴァッド・ギータ」もあり
やはり、インド人にとってはバイブルなのね

そして帰りも4人のギューギュー状態でリキシャでゴーでした・・・。
ヤムナさんの心配そうな顔が焼き付いてます(笑)

さて、バンガロール最後の日は市内観光。
この後みんなが腹痛で大変な目にあったのでは?
と疑われる問題のブルテンプルへ。

ご存知シヴァ神の乗り物は牛ちゃん、
だからインド人は牛肉を食さないのです。
この牛を祀っているお寺に行きました。
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  結構な迫力に少々緊張~

巨大な石は最初白かったのですが、
オイルで毎日こすって今では真っ黒。
ここで、聖水を頂き皆ちょっとだけ口に含んだような気が・・・・。
参拝者の熱気と慣れない状況で、皆何となく口に・・・・。

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    これが疑わしい聖水を頂くところ
    あくまで、疑わしいということで(笑)

この後は、ラビシャンカール師が是非とも南インドの
伝統的料理を日本人に食べさせてあげなさい、と
指定されたレストランへ。
お昼をとっくに過ぎているのに大混雑の
人気レストランだったらしい(確かSAMRATだったような気が)
そのため、少々時間をつぶさなくてはいけない羽目に。
でも待っただけありました~、美味しかった。
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これが、マサラドーサ
クレープみたいなもので、中にはジャガイモや玉ねぎを
スパイスで炒めた物が入ってます

このあとショッピングを楽しみ、夜はタージホテルに。
ここで男性諸君は日本対どこ?のサッカーを
観戦するために、オープンテラスに席を取り、
美味しい夕食を堪能。
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さっき食べた、ドーサは昨日食べた?となかったことに、
美味しそうに召し上がる一行の図

ホテルだから当然なんですが、焼きたてのピザを
持ってきて下さってね~、とろけるチーズを久しぶりに
見た私は、「1枚お願いします」とペロリと平らげてしまったのです。
あー、今までのアーユルヴェーダに沿った食事が・・・・。
美味しい時間を堪能し、日本に帰る人たちとお別れをし、
私たち4人はホテルに移動。明日からデリーですからね★
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こちら一生懸命お世話してくれた、マンサちゃん
本当に人懐っこくて、優しくて、気持ち的にも
随分助けられました

久しぶりのお湯の出る環境、ドライアーがある環境に
気持ちが確実に[E:up]
急に肌のお手入れをし始めたワタクシ。
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    くつろぐ私の図

しかし、この時から胃が痛いな~、お腹も痛い?
と怪しい兆候が。。。。

Indian trip はつづく


Indian trip part3

アシュラムでの生活も、日が経つにつれ
体も心も慣れてくるのが感じられ、一人で買い物に出かけたり、
ジュースを飲みに行ったり、芝生でごろごろしていたり
おひとりさまを楽しんでいました。

今回の学ぶ内容として、ヨーガ、呼吸法、瞑想(思想)が
メインだったのですが、かなり分かりやすい内容で
普段ヨーガをやっていない人たちも、これならできそう!と
思われたようです。

ヨーガは、関節をほぐしたり、体側を伸ばしたり、
普段私が本格的なアーサナをとる前段階的動き。
後は、バストリカーなど呼吸法で心身リフレッシュさせ、
瞑想へという流れでした。

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         こちらが、ヨーガの先生
よく日本にもいらして、指導をなさっているので、
片言の「みだり足(両足)」なんておちゃめな事を言ってました

朝のヨーガが終わると、16時ごろまで智慧のお勉強。
これが終わると、少々自由時間で18時ごろから
ラビシャンカール師の智慧の会に参加。
これは、スタジアムで説法を聞いたり、質問したり、
歌を歌ったり、という流れ。

さすがインド!参加者の人数と熱気に驚き!の連続でした~。
しかも、日本から友人たちが来てます!という紹介で
我々日本人は、インド人の前で歌を披露することに!
散々曲目悩んだあげく、「幸せなら手を叩こう」に[E:paper]

インドの人たちノリよすぎる~と言うぐらい、
盛り上がり、次の日もショップでやって見せてくれる
人たち多くて、嬉しかった~[E:happy02]

さて、遠目に見ていたラビシャンカール師に遂に謁見。
とても穏やかで、気さくな方で、みんなにお菓子を分け与えて
下さったので、少々、いやかなり甘ーいお菓子も、
あまり味わうことなくゴックン飲み込む一団でした。
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      インド政府からプレゼントされた、象さんを可愛がる師のお姿
      可愛かったです(笑)

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         しっかり横をキープするワタクシ

私たちは、結局2回直々にお会いする時間を取って頂けました。
本当にラッキーだったらしく、通訳の方も
普段自分もこんなに頻繁に会う事は出来ない!と興奮気味に。
そうなんだ~とどこかピンと来てない私でしたが、
帰ってきて思うのは、凄い経験したのかも。。。と今ごろ
ジンワリ~しているのでした。

Indian tripはつづく